原因不明の腰痛を解消するために
身近な腰痛の原因とは
腰痛で悩まれている方も多くいるのではないでしょうか?
腰痛と一言に言っても、脊柱管狭窄症やヘルニア等の診断名がつくものは全体の2割程度であり、残り8割は原因不明と言われています。
腰痛の原因は様々ではありますが、その原因の一つがデスクワークの増加ではないかと言われています。
先進7カ国を含む20カ国の1日の平均総座位時間は5時間なのに対し、日本人は7時間。また、最近では新型コロナウイルスの影響から、在宅勤務により、さらに座っている時間が長くなっているのではないでしょうか?
これらの腰痛を予防するために
腰痛は、日常生活の心がけで予防できるものでもあります。
『正しい姿勢』を心がけ、長時間同じ姿勢が続くときには、体操やストレッチをすることが腰痛改善の第一歩になります。
先のデスクワークが痛みの原因となっている場合、人間の姿勢は常に丸まっている状態となります。
長時間楽に座っていられる姿勢は骨、靭帯に寄りかかっている坐骨座りといわれる姿勢になります。
その状態が、長時間続くと腰周りの筋肉がこわばってしまい、椅子から立とうとした時の「あ、痛たたた…」となる原因です(図1)。
また、先日来訪されたご家族様は、常に良い姿勢を心がけていることもあり、反り腰となることで痛みに繋がっていらっしゃいました。どちらの座位姿勢においても、同じ姿勢ではなく『動かす』こと。また、その逆の動きをすることが予防に繋がってきます。
デスクワーク中でもできる腰痛運動
デスクワーク中でも出来る腰痛運動を2つお伝えします。
1つは骨盤。骨盤を動かす事で腰周りの筋肉のこわばりを改善することができます。
大きく動かす事を意識して行ないましょう。
①背中を丸める(お尻を寝かせる)
②背中を伸ばす(お尻を起こす)を繰り返します。
動画も参考にしてみてください。
もう1つは、さらに背中から首にかけてのこわばりを改善します。『伸び』と『反り』を意識して行なってみましょう。
①両手を組み上に上げ、可能な限り後ろに反らせます。
②首もグッと後ろに反らせ、そのまま10~20秒止めます。
急に行なうと痛みに繋がりやすいため、先の骨盤の運動から順に行なっていきましょう。
※この動きをする事で足に痺れが出る場合はすぐに中止し、医療機関へ受診をお願い致します。
新型コロナウイルスの影響や長雨の影響から、今年は例年以上に運動不足になりやすい環境が整っています。腰痛は予防が出来るものということをご理解頂き、日常生活から心がけて、少しずつ運動を取り入れていきましょう。
当事業所では、腰痛や五十肩等の痛みにも対応しております。
日々の痛みを少しでも軽く出来るお力になりたいと思います。お気軽にご相談ください。
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