脳血管疾患の後遺症に、痙縮(けいしゅく)があります。筋肉の緊張により、関節の可動域が著しく制限されてしまい、生活に支障が出ます。手の痙縮では、強く緊張して握りこんだ指や爪が掌に食い込んでしまうこともあります。握りこんだ掌は、空気に触れにくく、不衛生となり、白癬菌などに侵される可能性が高くなります。特に夏場は、皮膚環境を健やかに保つためにもケアが重要です。痛みがあり、辛いかと思われますが、乾燥、洗浄をまめに意識して行っていきましょう。番茶の出がらしを乾燥させたものをストッキングなどに包んで、掌に入れておくと握りこみを抑え、空気に触れることができ、お茶の殺菌効果により皮膚状況が改善した例もあります。