生活機能向上で趣味再開も!

ご本人について 

E様 60代女性 (くも膜下出血 右片麻痺 失語症 高次脳機能障害) 

今までのご様子 

昨年末より週2回60分16回のプログラムを開始されたE様です。施設に入所されていることもあり、十分な運動量の確保と運動習慣を身につけることから開始しました。 

ふらつきが顕著にみられるため、施設内では歩行器を使用しての移動となり、外出時にはご家族、同行者の介助を要する状態でした。 

全身の筋力、体力低下がみられ、軽運動であっても疲労感の訴えが聞かれました。両足指の動きが乏しく、麻痺による影響から右下肢では十分に体重を支えることができないために歩行時にはふらつきがみられました。失語症の影響からご自分の意思をうまく伝えることが出来ず、動作や運動の理解も、習得までに時間がかかる場面もありました。 

全16回のリハビリにおいて、当初は15分毎に休息を入れていましたが、疲労感の訴えも少なくなり30分は問題なく運動に取り組める体力がついてきました。足指の動きもお手玉を握れるまでに改善し、右側への荷重は座位から立位へと段階を経て、右足に体重を乗せる感覚を学習しました。それに伴いバランス能力の向上がみられ、姿勢では左右対称に近づき歩行時のふらつきも軽減しています。 

今後は、更なる歩行の安定とともに、大切なお孫さんやご家族と一緒に過ごす時間を視野に入れての生活動作訓練も行なっていきます。 

ご家族からもご希望のあった趣味活動に対して、ご病気後に手がはなれてしまっていた編み物へも少しずつ取り組めるように進めていきます。