まっすぐな姿勢で歩きたい!

ご本人について 

S様 70代女性。 2年前に脳梗塞を発症し、陳旧性の左片麻痺が見られています。 

リハビリの目標 

ご本人、ご家族から「真っすぐな姿勢で歩けるようになりたい」という希望が聞かれ、1回90分×8回(1か月)のリハビリがスタートしました。 

立位の際、脳梗塞後遺症による麻痺のある左手足だけでなく麻痺のない右手足も十分にお力が発揮できず、体幹はまるまり、かつ左側に崩れるような姿勢をとっています。 

まっすぐ歩くためには、まずは左足にもしっかりと体重を乗せられること、重力に抗し体幹をしっかりと起こす練習から開始し、最終的には左右対称に近い姿勢で歩行できるよう目指していきます。 

お手玉を投げた後も安定した立位

介入前:支持物なしで立位保持が困難でした。 

介入後:プラットホームに寄りかからずに手放しで立位保持し、右手でお手玉を投げることが可能になりました。

ご家族が非常に熱心な方のため、ご本人と一緒に自宅で取り組んでいただきたいメニューをご案内するだけでなく、当施設でのリハビリも積極的に参加していただき、三人四脚で実施しています。 

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